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2007年08月30日

Vol.11 建築




『東京国際フォーラム 』。
大小のホールを有する近代的なbuildingです。

Nancyの兄がこの近辺の飲食店で店長をやっているので、最近やたら頻繁に行っています。(ほんとに頻繁に行くので「また来たのかっ」とイヤがられます。照れてるのだと思います。)

その際、いつも国際フォーラムを通り抜けて行くのですが、ガラス棟とイベントホール棟の間にある『地上広場』と呼ばれる写真のこの場所、45本のケヤキと15本のカツラがとってもとっても美しいのです。

Nancyのお気に入りは、まぁるいスペードの形をした葉っぱがキュートな『カツラ』さん。
背のわりには幹があまり太くないので、すらっとしたさりげな〜いたたずまい。
清涼感のあるさわやかなグリーンが、夏にぴったりの木です。

こう言っちゃ失礼だが、ここの主役はこの木々だと思う。
確かにこの近代的な建物は、それはそれでスバラシイものなのかもしれない。(建築の技術やデザインの流行とかよくわかんないけど。)
しかし、この木たちがいなかったら、まぁなんて味気ない色気のないブロックの集合体なんでしょう!....と私は思います。

ま、建築物の好みは人それぞれですが、Nancyはヨーロッパの古い建物がそのまま残る(残ってるんじゃなくて活かしてるんだ。)街並みが好き。
そこには必ず緑があり、劣化があり、修復の跡があり、昔の人の“仕事”への敬意があり、面影があり、現代と歴史と自然との調和が感じられるからだ。

無機質で虫一匹飛んでいない世界よりも、“人の作りあげたもの”と“自然”と“人間”が、融合され調和のとれた世界の方がよっぽど味わい深く、Nancyは好きです。
この建物は木々に活かされ、よって、この建物の一番評価すべき所は木々だと考えます。(えらそ〜。)

だってね、その証拠に、この広場の木々の下にはベンチがあるのですが、みんなそこに座ってくつろいでいるの!
そこにベンチがあるから座るのではなく、そこに木があるから座りたくなるんだと、私は思う!

仕事帰りのおじさんも、カップルも、おばさんも、若い子たちも、あやしい人も、なぜか木のまわりに寄ってきます。
ぺちゃくちゃおしゃべりしている人たちもいれば、携帯いじってたり本を読んだり、ボーッとしている人もいます。(ちなみにNancyはここでジェラートを食べるのが好きなの。)

木ってそういう場所なんです。
『休』という漢字は、『人』が『木』の下で休む姿から作られたと習ったけど、ほんとにそうなのだ!
人は知らず知らずのうちに、木のそばで一息つきたくなるものなのだ。

この建物をつくった人たちはこれらの木々を、建物を彩るただのオブジェとしてしか捉えてないかもしれない。
でもこの光景を見れば、ここの木々がオブジェ以上の役割を果たしていることは一目瞭然。
ここを通る、または利用する人たちは、みんなここの木々を必要としている。

都内に大きな建物がどんどん作られているけれど、人間も自然の一部。
人は自然を自然と求め、安らぎや癒しを必要としているのです。
それをふまえて、建築や街づくりのデザインをしてもらいたいなぁって思います。

昨日通ったら、先の方が少し茶色く色づいた葉っぱが、はらはらと落ち始めていた。
あぁ、夏が終わったんだ、とちょっとさみしくなったNancy。

カツラはカツラ科。
別名、香の木とも呼ばれ、葉っぱを粉にしてお香をつくったりするそう。

ケヤキはニレ科。
秋の紅葉も楽しみ。

2007年08月23日

Vol.10 メンテナンス




Nancyです。

先日、等々力にはなんにもないっ!!と述べましたが、撤回いたします。

ありますっ!
世田谷が誇る『等々力渓谷』!!

写真は昨年の秋頃に訪れた時のもの。

都内に残る数少ない渓谷です。

豊かな緑。澄んだ空気。野鳥の声。川のせせらぎ。
ゆったり流れる静かな時間。
不自然な都会の中に、“絶対的な自然”が存在しています。
まるでそこだけ別世界です。

古墳時代後期から奈良時代のものと推定される、横穴式古墳もあります。

すごいぞ!

最近、夏バテだか疲れのせいか、『記憶がぶっ飛ぶ病』に冒されているNancy。(シラフで)
笑いごとじゃないのだ。
かなり深刻なのです、本人的には。

記憶力だけは自信がある私。(えっへん!)
なのに最近の私は自分の知らないうちに、“何かをしている”のだ!!
そして覚えていない!!

物忘れってよくあることだけど、人に言われたり何かをキッカケに思い出しますよね。
「あぁ〜、そういえば...。」みたいに。
Nancy もそれはよくあります。(べつに言うほど記憶力良くないじゃんね。)
しか〜し!
今の私は、人に言われようが証拠を突きつけられようが、
「???記憶にございません。」なのだ!
頭のまわりにquestionマークがいっぱい飛びまくる。
悪いことした政治家のお決まりの文句を使わずにはいられない。(もしかしたら彼らも同じ病気!?やだやだ。)

こわい....。

記憶力が良いと自負しているNancy。
「Nancyこれこれこうしたよね。」
って言われても、
「はぁ!?何が?そんなことしてないよ。」
「してたじゃ〜ん!」
「なに言ってるの?ボケてるんじゃないの?」
ぐらいの勢いで強気に出てしまう。
最終的に動かぬ証拠を突きつけられ、
「うぬぅ...。」
と、悔しいが認めざるをえない。
しかし記憶は戻らないのだ。

最近いろんな人にこの悩みを相談するのだが、ある人に言われたのが『二重人格説』。
もう一人の自分が本体の気づかぬうちに何かしているというのだ。
本体のその間の記憶はなくなる。
そしていつかもう一人の自分にカラダを乗っ取られてしまうのだ!!
ひぃぃぃ〜っ!!
しかもこの話、誰に言われたのか全く覚えてないというオチつきです....。
最初のんたんかと思って、確認したところ、「オレはそんな話していない」と言う。
誰だろう....。

プライベートではまだいい。(周りの人は迷惑そうだが。)
お仕事でもふつうに記憶を無くすからウケる。(ウケない。)
しかも自分でやったことを、人のせいにしたりする最悪っぷり。
このままじゃクビになっちゃうかも〜。
こらっ、しっかりしろNancy!!

あ、等々力渓谷の話をしてたんだ。
そうそう、こんな時こそ緑に包まれて時間や煩悩を忘れ、心を(脳もね)癒すべきっ!

夏だ!海だ!花火だ!納涼祭だ!
と、はしゃいでいる場合じゃあないわ。

行こう!等々力渓谷へっ!

2007年08月20日

Vol.9 贅沢



Nancyです。

世の中はお盆だっていうのに、Nancyはお仕事していました。
街中おやすみムードなのに、Nancyはいつもと変わらない日常でした。

そんな中、少しでもおやすみの気分を味わおうと、先日、等々力をぶらぶらお散歩しましたの。
等々力というところは、閑静な住宅街。
....以外なんにもないっ!!
故に、実家からわずか10分15分の近さなのに、今まであんまり近寄ったことがなかった。

がしかし、お散歩しながら非常〜に楽しんでいる自分を発見!
それはなぜかというと、まず一軒一軒のおうちがとてもきれい。
子どものころから『おうち』大好きのNancy。
住宅展示場や、新聞にはさんである不動産の広告の間取り図を見て、勝手に妄想してウキウキわくわく、心踊らせていたのだ!
ふむふむ、等々力の住宅はけっこう見応えがある。(だれっ!?)

そしてどこのおうちも庭先に木や草花をきれいに育てているのです。
まずいわゆる『庭木』と呼ばれるものの基本をそろえるのは当たり前。
それプラス、更に各家好みのお花や木を“きれいに”(ここpoint!決して生やしっぱではないのだ。お手入れが行き届いている。しかしいかにもガーデニング大好きですぅ〜みたいなかんじでもなく、あくまでさりげないのがいい塩梅なのだ。) 育て、おうちに彩りを持たせているのである。

おしゃれぶった嫌みさがなく、自然で大人なかんじ。
お花や木が好きなんだろうなっていうのがちゃ〜んと分かります。
暮らしを演出するための植物なのではなく、植物と“一緒に生活”しているのがよく分かります。

さて上の写真は、とあるお宅の門に咲いていた『ランタナ』さん。
クマツヅラ科。
このお花、別名『七変化』と呼ばれていて、お花の色が黄色からオレンジ、ピンクへと変わっていくのです。
とってもちいちゃくてかわいらしく、happyな色合いのお花さんです。

その先のお宅で見つけたのが下の写真。

THE みかん!!


なにみかんなのかは分かりません。
塀の向こうからこちらにたくさんの果実をのぞかせていました。
そのあまりに見事な実のなりように、きゃあきゃあっはしゃいだNancy。
また近いうちにここを歩いて、なんとかここのご主人と仲良くなり、黄色くなった食べ頃のみかんをわんさかもらえたらいいなぁ〜と妄想してしまいました。

等々力の住宅街。
味気ない高層マンションや無機質なビルが増殖する昨今、住人の息づかいが感じられる、やさしく美しく穏やかな街でした。
本来の贅沢な空間が、確かにそこにはありました。

みかんが黄色くなった頃、また行きたいなぁ。

2007年08月03日

Vol.8 夏の風物詩

 

 Nancyです。

ギラギラの真夏日が続いていますね。
交差点で信号待ちをしていると、サンダルから出ている足の甲が ジリジリと痛いくらい。

街中の建物、道路、車、全てのものがまぶしく解放された季節です。

寒さには弱いが暑さに強いNancyは、夏が大好き!

おやすみの日の朝、うだるような暑さとセミの声で起こされるのも、ギラギラの太陽の下、「あつい〜」とか言って日影を探しながら歩くのも、夜のなまあたたかい風とまとわりつく湿気のにおいも....。

一年中で、これほどワクワクどきどきする季節は他にないんじゃないかしら?
「この季節を楽しまないでいつ楽しむの!?」と、“逃れられない解放感” に襲われるのだ。

日本の夏には大好きな風景がいっぱい。
海でしょ。休むことなく鳴くセミの声。花火大会におすましゆかた。蚊取り線香のなつかしいにおい。風鈴の心地よい音色。プロ野球、えだまめ、汗をかいた冷たい缶ビール....(だんだんおじさんぽくなってきた。しかしオコサマなNancyはビールが飲めない!)

ビールが飲めなくても、日本の夏は最高に情緒があって、スバラシイ!



写真は『サルスベリ』さん。(代官山にてパチリ!)

約100日間ピンクのお花を咲かせることから、「百日紅」と書きます。
幹がツルツルすべすべしているので、おサルさんも上手にのぼれないことから、「猿滑」とも書くんだそう。

薄〜い花びらはシワシワしていて、ド派手なピンクやうすピンク、真っ白いものもあります。

昔Nancyの実家にも、サルスベリがありました。
豊かな緑の葉っぱとド派手なピンクのコントラストは、真夏の強〜い太陽に一歩もヒケをとることなく、強烈な存在感!
夏バテ知らずの元気なサルスベリは、どんなに暑くても、昼でも夜でもいつもゴキゲンな様子で、子どもながらに「陽気な木だなぁ。」と思っていました。

サルスベリのお花が咲きだすと、「夏ねぇ〜。」とママが言っていたのを思い出します。

サルスベリさんも、大好きな「日本の夏の風景」のひとつ。

時代が変わっても、環境が変わっても、大人になっても、いつまでも変わらずに在ってほしいものがあるのだ。