思えば、2年前。
今日が最後の夏休み。
すっかり、頭も体も学校生活に対応できない状態の「ぼく」ですが
思えば、2年前はもっとひどかった。
小学生になって初めて迎えた夏休みを
遊んで、遊んで、また遊んで過ごした「ぼく」。
それは、それで良いのですが、勉強の「べ」もせず、迎えた9月。
「ぼく」の頭は、すっかり退化して、学校から持って帰ってくる
プリントの点数がひどいこと、ひどいこと。
足し算、引き算、それも10くらいまでしか
習っていないのに、どうしてこんな点数がとれるのかと
思いたいくらいの点数でした。
あまりのひどさに、「ぼく」に、
「ねえ、こんな点数、あなたくらいなんじゃないの?」
「ううん、違うよ、あと一人いるから大丈夫だよ」
いや、そういう問題じゃなくて
「この点数は、いくら何でもひどすぎるよ。
みんなにおしりを見せて歩いているようなもんだよ」
「えーっ!(ゲラゲラ笑う)そーなの?」
ママは決意し、「ぼく」に宣言しました。
「ママ、今日から教育ママになる、わかった!」
「えーっ、うーーーーーん」
そのときまでは、子どもは健康でさえあればいいと
思っていたのですが、気持ちを改め少しは頭も鍛えようと。
と、その日から毎日、「ぼく」の宿題とドリルを見るようにしました。
それでも、人並みに追いつくまで半年はかかりました。
プリントの点数も100点が多くなり、
そのころようやく気づきました。
いつも100点をとっていると、
100点じゃないことがあると、子どもでも悔しいようで
次は100点とるように頑張るんです。
でも、100点をとっていなくて、いつも50点、60点だと
それが日常、普通のことで、悔しいという気持ちが芽生えない。
そうか!
100点をとりたいという気持ちを持たせることが大事なんだって。
ということで、明日から学校。
「ぼく」以上に「ママ」も気合いを入れ直そうっと。
